2014年12月13日土曜日

SENKYO

このあいだ。

とある身近な人にふと『選挙いくんですか?』と聞かれ、

「行きますよー。行かないんですか?」と聞いた所、

『私は行かないです。だって別に1票入れたくらいじゃ世の中変わらないじゃないですかー。』というご意見だった。

「んーー確かにそうかもしれないですけど、、このままじゃやばくないですか、、?」という所からちょっとした会話をした。


『そうなんですか?』

「戦争とか原発とか、やばいことをどんどん進めて行ってる感じあるじゃないですか、今。」

『そうなんですかねえ。』


「なんていうかちょっと偏った見方かもしれないですけど、今回投票率が下がれば下がるほど自民党の支持率が上がる構図になってて、ある意味自民党は投票率が下がることを望んでるんじゃないかと思うんですよ。そしたら投票しない人の存在を利用して好き放題されちゃうかもしれないと思ってて。。」


『はあ、、なるほど。。意外と真面目なんですね。。』



と言ってその人は話を聞いてくださった。


最近考えていたことをちょっと一方的に喋ってしまい残念ながら会話はそこで終わってしまった。




1票を入れないということが 「自民党を支持します。」というのに限りなく近い意思表示に捉えられてしまうと思うんです。少なくとも安倍さんは都合よくそういう方向に曲げた解釈をしちゃうと思います。

だからそうじゃない人は対抗できる党、自民党以外の候補者を探して入れなきゃいけないんじゃないかと。
反対にちゃんと自民党を支持している人はちゃんと自民党に入れたらいいと思うんです。それは例えばできるだけ今の待遇より悪くならないことに重きを置く公務員の方とか、アベノミクスの恩恵を実感できた大企業の正社員などの方、親族や恩義の関係のある方などいろいろ想像できることもあって否定できるものではないです。

けど「自分が何かしてもどうせ世の中は何も変わらない。」と思っている人って少なからず「ちょっと世の中が変わったらいいのになあ。」って思っている人だと思うんです。

真に今の社会に肯定を示せるなら「どうせ変わらない。」とは言わないと思います。




「票を入れない」という行為は「=支持政党なし、よくわからない、判断できない。」という意思表示にはほとんどならないと、僕は思います。「今の流れのままでいいですよー疑問も不安もないですよー」という解釈をされ、そうすれば今権力の大きい自民党にうまく利用されてしまいます。


だから自分の意思に関係の無い所で全国民に関係があるような大事なことが次々に決められて実行されていっても一切文句を言わないと天に誓える人以外はちゃんと投票した方がいいと、そう思うわけです。


戦争はいやだとか死にたくないとか大事な人に死んでほしくないとか、原発事故怖いとか、消費税が高くなるとか、、、

多くの人の人生や生活、営みに「関係ない」とは言えないことがゴロゴロあって、その多くが今回の選挙の結果にかかっていると思います。



自分の住んでいる土地をもっと好きになって、関係したい。関係を持ちたい。


「僕たちに世界は変えられないとしても、僕たちが変わることはできる。」

かもしれないです。


投票は明日14日までです。

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